
第二コスモス幼稚園は、モンテッソーリ教具を1対1やグループで行うことで、覚えていきます。また、先生だけでなく、年上の子が年下の子に自分が覚えた教具の使い方を、遊びながら教えます。モンテッソーリの縦割保育(異年齢保育)を主体に、ピアジェの発達心理学に基づいた横割り保育(同年齢保育)も行っています。異年齢、同年齢の子ども達が刺激し合い助け合いながら、知的思考力を育む理論を取り入れ、子どもがより個人の能力を発揮できるような教育を、心がけております。


モンテッソーリ教育とは、現在では、アメリカやヨーロッパで広く知られている教育法で、子どもに合わせて特別に考え出された枠組みと自由との、微妙なバランスの上に成り立っています。子ども本来の要求を満たすために慎重に考案された教具を用いて、子どもを魅了するような環境をつくり出します。子どもがかたよりなく均整のとれた責任感あふれる幸せで、満ち足りた大人になるための自分をかたちづくってゆく力を、もっとも豊かに持っているこの時期に、しっかりとした基盤を与える教育です。一つの教室に年齢差のある子ども(3歳〜6歳)がいることによって、縦社会の仲間とのかかわりを学びます。今、少子化の中で兄弟姉妹のいない家庭が多くなっていますが、教師が教え込み、しつけるのではなく、縦のつながりの中から、子ども達なりのルールで何がよくて何が悪いのかを発見し、学習体験してゆきます。